周囲からは理解し難い発達障害や精神疾患について発信するブログです。行政の人は教えてくれない社会資源についても記録していきます。

①自力で申請。障害者年金3級受給までの道のり 初診日の把握と遡及請求の条件(2019年)

精神疾患に特化した内容になります。実体験に基づいて記事にしていますので、申請を検討している方は、参考になる部分もあると思います。是非読んで下さいね。
我が家の場合、夫に借金等の金銭的問題が強く絡んでいたので、受給出来た暁には絶対夫には渡せない!そのような状況でしたので、申請は妻の私が全て行いました。

我が家は2017年に夫が突然失業。理由は別途記事にしたいと思いますが即日解雇という状況で、当時私は専業主婦。息子達は5歳と2歳。

突然でしたので何の準備も知識もなく、ただただ途方に暮れて年金等の社会保険料を払い、減り続ける貯金。
夫の状況は過去記事にもありますが、心療内科にドクターショッピングをして、大量のデパス等の精神安定剤を手に入れてお酒と一緒に内服してトラブルを起こす、運転のトラブル等の症状がありました。自分はうつ病だと強く主張していたのですが、突然起こりだしたり暴言を吐いたり、衝動買いなのか同じものを大量に買い込んだり、過食したり。。。とにかく夫の行動は目に余るものがありました。

第5話 息を吐くように嘘をつく・依存症夫

第6話 依存症夫と私の診察室での壮絶茶番劇

障害年金については、まだ夫が仕事をしている時に偶然みたテレビ番組を通して知っていた事が救いとなり、申請するきっかけになったのですが。。。

私は社労士さんを通さず全て自分で手続きを行いました。家事や育児・仕事に加えてこの手続きはとにかく大変すぎた!社労士さんにお願いすれば良かったと強く思っていますが、なんとか3級を受給する事が出来たので、大変すぎた経緯について記事にしてみたいと思います。

ご自身で手続きをされる方は、参考になる部分もあると思いますので、是非記事を読んで下さいね。

障害年金を受給するために必要な条件は5つ

  1. 仕事ができない。又は仕事に支障が生じる程度の障害がある事。
    ※様々な問題行動を理由に遡及も同時申請したのですが、遡及期間は不支給。遡及が通らなかった理由は、仕事をしていて収入も右肩上がりだったため。夫の結果は3級だったのですが、解雇後に申請した事で現行は3級認定になったと説明を受けました。ちなみに、遡及出来る期間は5年ですが、5年前650万だった年収が直近では900万ほどでした。
    仕事の有無や年収は関係ないと受付の方に散々説明を受けたのですが、年収や仕事の部分は受給の可否や級に大きく左右するようです。(社労士の電話相談と再審査請求不服申し立て)にて得られた情報です)
  2. 初診日に年金に加入している事。
    障害の原因となった怪我や病気の初診日が、年金(国民年金・厚生年金等)の被保険者期間中である事(20歳以前の場合は、保険料納付は問われません)
    1)この場合の初診日とは:うつ病や統合失調症等の確定診断を受けた日ではありません。例えばですが、不眠等を理由に内科を受診して眠剤をもらった場合は、受診した科が内科であっても内科が初診日となるそうです。
  3. 保険料の納付状況
    ①保険料の納付要件の原則は加入期間の2/3以上納めている事
    ② ①を満たさない場合、直近1年間に滞納期間がない事
  4. 初診から1年6か月経過している事。
    障害年金は、すぐに申請出来るわけではありません。対象疾患となる初診日から1年6か月経過後、初めて申請出来る制度です。これは、一定期間治療をしても治らないような障害のみを対象とする考え方です。
  5. 年齢が20歳~65歳までであることが条件
    19歳以前は特別児童扶養手当等、65歳以上は基本的には老齢年金の対象になる事から、基本的にですがどちらも障害年金の対象にはなりません。
    長男が特別児童扶養手当を受給した時の備忘録になります。診断書の写真あり!特別児童扶養手当について
  6. 初診日に加入していた保険の種類によって受給状況が変わる
    初診日厚生年金に加入していた場合:3級基礎年金の受給可能
    初診日国民年金だった場合:2級から受給可能。つまり、3級になってしまうと全く受給出来ません。

さらなるハードル。遡及請求の条件と実体験

障害年金の窓口では、仕事や年収部分に関しては審査に影響せず、対象者の状態で審査されるとの説明を受けていました。しかし、遡及請求部分に関しては不支給でした。(再審査請求にて、仕事が出来ている事と年収があった事から不支給だったと説明を受ける)

ごちゃごちゃしてしまうので本題に戻ります。

遡及請求は、過去5年間を遡って申請出来る制度です。この制度は、障害者年金の対象になる状態であったにも拘らず、知らなかった等の理由で申請が出来なかった人々のための制度です。

必要書類

初診日から1年6か月経った時点から、3か月以内の症状が記載された診断書。

つまり、初診日から1年6か月~9か月(3か月間)の間に対象疾患に対して受診をしているというのが最低条件です。

例えば初診日から1年5か月まで且つ1年10か月~毎月受診をしていたが、1年6か月~9か月の間は全く受診をしていなかった。という場合は、遡及請求の権限はないとの事でした。
極端な例ですが、そのような説明を受けましたので、ご不明点はご自身でご確認下さい。

実体験 夫の初診日把握のために妻の私がとった行動

  1. 医療費の領収書から夫の通院歴を把握
    私の場合は領収書から通院先を把握しました。
  2. 心療内科とデパスをもらっていた内科を把握して、妻の私が病院に電話をした。(申請時2019年)
    近年は個人情報保護が強化されています。ですので妻の私が、、、しかも電話で、、、問い合わせをしたところで、病院側がこたえてくれるのだろうか。
    本来は電話ではなく直接伺って身分証明書等を提出する等した方が確実だったと思うのですが、引っ越しをした関係で電話での問い合わせにチャレンジしたのです。
  3. 電話にて初診日把握に成功!
    夫はおそらくデパス収集が目的だったと思うのですが、、毎月心療内科4件・内科1件の受診歴がありました。
    そのため、5件全てに電話。妻の私が電話をする事にはかなり抵抗がありましたが、何としてでも初診日を把握しなければ前に進めません!
    とにかくダメ元。当然ですが1件は個人情報を理由に断わられました。しかし、逆によく4件も教えて下さったと思っています。
    自分でやっていて、絶対無理だと思ったので・・・。
    ただ一筋縄にはいかず、どのような経緯で電話する事になったのか等は詳細に語る必要性はありました。
    4件中1件は事務の方が対応。残り3件は、主治医自ら電話対応をしてくださいました。
    ※現実問題、電話代がかなりかかりました。。。
  4. 夫の状態を詳細に説明
    今まで診察時の同伴に拒否をされてたので、夫が医師に対して、どのように説明しているのかは全く把握していませんでした。
    当然、電話にて詳細に事実を語る事になったのですが、どの医師も私が話した内容に対して「なんの話???」そんなリアクションだったのです。
    つまり、夫はほぼ事実を話していなかったのです。
    勿論、薬を処方してもらう目的がありますから、不眠やだるさ等は強く訴えてはいたようです。
    しかし、デパスとお酒を大量に内服して家で暴れたり、外で問題行動を起こしたり、交通事故を起こしたり。過食をしたり、衝動買いで多額のお金を失ってしまっている事等は全く話していないという事がこの電話ではっきりと分かったのです。
    このような状況のまま申請をしてしまうと、事実とはかけ離れた内容となり、我が家の場合ですと軽く書かれてしまいます。ですので診断書を記入してもらう際には、家族が同伴したり、何か証拠の写真等を提示する等の方法をとられる事をお勧め致します。

遡及請求をする為に必要だった診断書

無事に初診日把握に成功!

現状の請求に加えて遡及請求も同時にする為、1年6か月経過した日の症状を記載した診断書を用意する必要がありました。

そこで初診の病院の先生に、初診日から1年半~3か月の間に受診歴はないか尋ねたところ「受診歴はありません。ですので診断書はかけません!」はっきりとした口調でそのように言われてしまったのです。
初診は5年以上前の話になりますし、カルテは私が確認する事は出来ません。なので医師からそのように言われてしまうと成す術がありません。

しかし、こんなところで諦めきれません。

私は夫の持ち物に何か証拠となるものが紛れ込んでいないか、徹底的に探しました。

そしてほぼ諦めかけたその時。。。

見つけました!!!

お薬手帳です!

当時の記録を記載したお薬手帳は、退職した会社から届いた荷物に紛れこんでいたのです。(即日解雇でしたので、会社の人が段ボールに荷物を詰めて送ってくれたのです。)

お薬手帳をを手にして、再度病院へTEL!

受診日と証拠となる処方薬を医師に再度伝える事で、医師も断れない状況になり、無事に診断書を書いてもらう事が出来たのです。

このような経緯からも分かる通り、医師にとって診断書を書くメリットは一つもありません。過去の記録を洗い出して作成する面倒な診断には費用対効果のメリットがないと言われています。

※余談ですが、このお薬手帳の発見をきっかけに、夫が結婚前から精神病薬を内服していた事実が明白になったのです。別に結婚前からそのような状態であったのなら相手には伝えるべきだし、様々な問題行動を起こす度、このようになったのは結婚後から。結婚生活のストレスだと言い聞かせられていたのです。

診断書の費用

我が家の場合は2か所から診断書を書いてもらいました。

A病院:5,400円

B病院:10,800円

診断書の費用は、結果に関係なく自費となります。

まとめ

自分で申請するのは想像以上に大変でした。社労士さんに頼めば、もっといい結果になっていたかもしれません。しかし、自分で申請した事によって障害者年金以外の手当を受給できるきっかけにもなったし、何より勉強にもなりました。

精神疾患を患っているご本人も辛いと思いますが、家族だって辛いですよね。

この記事の続きを今後も記載したいと思いますので、是非参考にして下さいね。

 

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