周囲からは理解し難い発達障害や精神疾患について発信するブログです。行政の人は教えてくれない社会資源についても記録していきます。

親にとってはきつすぎる……..。好き嫌いではない。感覚過敏から生じる子どもの偏食。。。

今日は夫を含む私たち家族の偏食の話を振り返ってみようと思います。

発達障害児の偏食とは

自閉症の人は、同じものへのこだわりや唇や舌の感覚が他人より敏感である事が原因だそうです。

食事を食べた際に砂利を食べたかのような感じ方をしてしまったり、ある子は、イチゴつぶつぶ(実)が異様に大きく見えてしまい、「おいしそう~」ではなく「きもちわる~い」になってしまうそうです。

長男の偏食が始まった時期(~1歳 乳児期)

自閉症の診断を受けている長男は、とにかく離乳食がすすみませんでした。

初めての子どもだったので育児書を読みながらの離乳食。長男はミルクで育てたので、離乳食の時期はミルクを用意して哺乳瓶を洗って。離乳食を用意して。長男に食べさせる。長男泣いて拒否をする。→温めなおす→再び拒否→味付けを変えてみる。→再び拒否。→ミルクをあげる。→再び拒否。→本人が夢中で遊んでいるところを狙って口の中に反射的に入れて食べさせる。

遊んでいる最中にまぐれで口の中に入れる事はあるものの、 少しでも気に入らなければべーっと吐き出していました。

長男が食べてくれた物

そんな長男が比較的食べてくれた食事がありました。食事というか、離乳食って簡単に表現するとお粥状の食事だと思うのですが、長男が好んだ食事はお粥の水分をレンジで飛ばすように加熱して、ねばねばした状態食事は食べてくれたのです。

味付けは、粉ミルクやトマト味がお気に入りだったようです。

長男が幼稚園の頃の食事

今振り返るとこの頃が一番大変だったと思っています。子ども通っていた幼稚園は給食弁当があったのですが、極端に食べられる物が少ない長男は母のお弁当でした。といっても、ほぼ毎日同じ中身で、トマトと人参(コンソメと塩砂糖少々でレンジで柔らかくした人参)以外ほぼレトルト😢

 

最近になって主治医から聞いた話によると、レトルト食品は毎回味が同じとの理由で安心するらしい。

そんな訳で、当時のお弁当の内容は、

☆昆布のおにぎり☆冷凍コロッケorクリームコロッケ☆ミートボールorソーセージ☆コンソメ人参☆枝豆☆トマト。。。

のみ。

 

自宅食べるご飯系の食事はというと、一時間以上煮込んだ野菜スープやみじん切りにしたオムライス(卵以外なので、ケチャップライス)。フードプロセッサーで微塵切りにしたカレーライス等。

母としては、パパっと出せる納豆や冷ややっこ。チャチャっと炒められる焼肉等を出したいところでしたが、この頃の長男は一切食べてくれず母の願い叶わず…。

小学生になった長男

そんな長男も小学2年生になりました。2年生になった長男ですが、結論から言うと相変わらず食べられない食品や形態は多いです。しかし、食べられない理由を言葉に出来る事が増えたので、私の方も対策が出来るようになりました。

例えば、以前は全く食べられなかった納豆については、『口と手がベタベタするから嫌だ!』という理由でした。

そこで、納豆を食べる時は、おしぼりを用意する事にしたのです。

 

すると、あんなに嫌いだった納豆ご飯を恐る恐る(周りがベタベタしないように)食べてくれるではありませんか。

 

以前は食べられなかった焼肉も、シャキシャキの野菜とはいきませんが、少し柔らかめにすると食べてくれたり。

 

野菜スープ等も、「一口だけ食べてみよう」の繰り返しで、今では一時間も煮込んだ物でなくても食べられるようになりました。

絶対に食べられない物

今でも絶対に食べられない食事は挙げたらきりがありません。そんな多くの食品の数々ですが、食べられない理由を聞けた食品があるので紹介しますね。

〇牛乳:牛から出てきたミルクは気持ち悪い(牛さんごめんなさい...)

〇卵(調理済み 生卵):ひよこになりそうで怖い(予想外の理由( ゚Д゚)))

〇キノコ類:ゴム噛んでいるみたいで気持ち悪い

 

肉は何とか食べてくれていますが、豚のお肉は気持ち悪いと言い出したことがありました。(まっ、そんな事をいう長男には、あの美味しい高級食材の北京ダックは食べさせられないですね。。。二度とお肉食べなくなりそうですから)

 

長男の偏食を振り返って

 

長男がまだ乳児期の頃は、私自身に発達障害やそれに伴う偏食の知識がありませんでした。なので、今思い返すと最低なことなのですが、何とか食べてほしいという思いから、『これ食べなかったら○○するよ』等と、親として最低な言葉で脅して食べさせようとしていました。

 

乳児期と書きましたが、最近までそんな言葉を使いがちでした。

 

発達障害からの感覚過敏なのですから、そんな脅しで食べてくれるはずもありませんよね。実際食べてくれませんでしたし。。。

 

効果を発揮した食育の取り組み

食育等というと少し大げさかもしれませんが、出来る事、参考書やインターネット検索を沢山して、効果がありそうな事はそれなりにやってきたつもりです。

まず家庭菜園をしてみました。長男が通っている放課後デイサービスで家庭菜園をやっているらしく、そこで出来たキュウリやその他家では絶対に食べない野菜を食べたと聞いたからです。実際出来た野菜、家では少しですが食べていました。それから、小学校で作ったプランターピーマンも、食べたーいとリクエストがありました。

家庭菜園食育、長男には大成功の成果でした。(といっても、食べていた物が突然食べられなくなったり等は日常茶飯事なのですが))

それから、家で食べない物なのに、試食コーナーなら食べたりすることも多々ありました。家では絶対食べなかったレタスを年長のお泊り保育の時にドレッシングをつけて食べたり。

自閉症orADHD次男に限っては、家では座って食べる事出来ない、もちろん食べられる物が極端に少ないのですが、、幼稚園では家で絶対食べない食品を食べたりします。幼稚園ではしっかり座る事も出来ます。

次男も家庭菜園の効果は絶大で、買ってきた緑のお野菜は食べられないのに、家庭菜園のお野菜は食べられました。

それをきっかけに、今ではきゅうりの塩こうじ漬けが次男の定番メニューになっています。

医師から勧められた改善策・対策

自閉症の長男が勧められた改善策の一つに、砂遊びと粘土遊びです。感覚過敏の子ですと、それすら気持ち悪がってしまうお子様も多いようなのです。

うちの長男も砂遊びは手が汚れるのを嫌がってか、遊びたがらなかったです。

一見食事とは関係ないように思われますが、これらは感覚遊びと言って、より多くの感覚になれるという目的があるとの事です。

 

その他、療育センター等では、発達障害児向けの食育セミナーが定期的に開催されていたりします。

 

偏食と遺伝

発達障害の遺伝確立はどうやら80~90%らしいのです。長男や次男の偏食は、発達障害からの症状でしょうから、子ども達の親である私たちに偏食の症状があっても不思議ではありません。

実際私は小学生になるまで、海苔の佃煮、ミートボール、卵かけご飯、納豆ご飯しか食べられなかったようです。

夫も義母の作った食事はほとんど食べなかったようですし、食品の銘柄についてもこだわっているようなところがありました。

そんな親子ですが、最近気づいた事は長男と私は食事の好みというか感覚がおそらくかなり似ているようなのです。うまく説明できませんが、私は大人なので食べられますが、好き好んで食べないというか、若干無理して食べている物に関しては、長男も嫌いな傾向なのです。乳児期の食事で、でんぷん質たっぷりのねばねばしたご飯に関しても、私自身が好きな形態でもあります。

そんな傾向に気づいたため自分の好きな物を好きな形で出すと、2/3程度の確率で長男は食べてくれます。

まとめ

偏食に関しては1日3食毎日の事なので、お子さんの事を思うからこそとても辛い状況になってしまうとおもいます。そんな親にとっても辛い偏食ですが、どうやら放置はいけないようなのです。

なぜなら、発達障害児は衝動食いや偏食から2~5歳の間に肥満になってしまう事が多く、後の生活習慣病の有病率も高いのです。

健康の事を思うと、バランス良く何でも食べてほしいのに、食べてくれない。限界的な気持ちになって、発狂(私だけ??)してしまう事もあるのです。私にとって子どもの偏食はそのくらい辛いのです。発達障害児の当事者兼母として、子ども達の食事がバランス良い物になるように、そして、健康に大きくなってくれる事を心から願って頑張っていきたいですね。

☆おすすめのアイディア等がありましたら、コメント等を通して教えて頂けると嬉しいです☆

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