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元TOKIOメンバー 山口達也さんの事件について
2019年 8月 30日
情報ライブミヤネ屋にTOKIOの元メンバー山口達也さんの情報が流れました。現在は一般人になられているためか、ご本人の出演はありませんでした。
”あの人は今”みたいな感じで映像の時間は7.8分程度だったように思います。
山口達也さんと言えば2018年4月 未成年女性に対する強制わいせつ容疑で書類送検された(後に執行猶予)事により、ジャニーズ事務所を退所・TOKIOのメンバーから脱退された事が記憶に新しいですよね。あれから約1年半...時が経つのは早いです。
当時のニュースの感想になりますが、今回の行為は決して許される行為ではありませんが...、離婚されているとはいえ山口達也さんはTOKIOのメンバーである以前に、大事な息子さん達のお父さんでいらっしゃいます。それなのになぜ、こんなありえない失態を犯してしまったのだろうか...と強く思いました。
しかし全く理由が分からなかった当時の私は、アイドルという立場からおじさんの自覚がなく未成年を誘ってしまったのではないか。女癖が悪いのでは。等と勝手に想像して思い込んでいました。
多くの世の中の人も、自覚のなさ、認識の甘さ等の性格的理由であると批判的な気持ちになった人も多いのではないでしょうか?
そんな山口達也さんですが、事件後に双極性障害・アルコール依存症の診断を受けて入院治療をされていたようなのです。
今回は、そんな山口達也さんと双極性障害について記事にまとめてみたいと思います。
ジャニーズ応募理由は現在も明かされず ジャニーズ入り後もアルバイト生活
山口さんは当初、入所のきっかけについて
中2の時に自分で応募したが、合格通知がきたのは2年後だった
と話されていました。
それが一変、TOKIOカケルの番組で応募理由について
死ぬときに言います
と言ったそうなのです。当初の理由は嘘だった事を明かして気にさせておきながら、本当の理由は言わない。この辺に関しては、しっくりこない部分があります。
そんな山口さんですが、ジャニーズでは本来副業は禁止なのですが、18歳になって学校も卒業しているのに収入がないのはおかしいと事務所に直談判をして、異例のバイト許可をもらいアルバイトをされた経緯を持つ大変努力家の一面もありました。
ついにTOKIOデビュー
1994年山口さんは22歳の時に、TOKIOのメンバーとしてようやくデビューされました。ジャニーズの中では少し遅めのデビューではありましたが、アイドルバンドグループのベース担当者として、報道番組・CM・ドラマやバラエティーといった多方面で大活躍されたのは周知の通りです。
私生活
私生活では2008年に元モデルの女性と結婚され、TOKIOメンバーでは最初の既婚者となりました。
2008年にはご長男・2010年には次男が誕生されました。
当時は家族仲良く買い物等する姿もあったようなのですが。。。
そんな幸せは長くは続かず、2016年離婚を発表されました。その約3年前から、離婚話は出ていたようです。お子様の関係等もあって年単位の話し合いになったと思われます。
FAXやTVでは、離婚理由としてご自身の幼稚さを語られていらっしゃいましたね。
眼帯事件・アルコール問題等々
2016年アイドル山口達也さんは、眼帯や絆創膏を付けた状態でZIPに出演されました。当時はサングラスをした状態で自転車で転んで転倒したとの説明でしたが...。
真相は分かりませんが、Twitter等の反応はいろいろでしたね。残念ながら、山口さんの説明をそのまま信じている方の方が少ないようです。
その他、山口さんの周囲ではアルコール問題もあったようです。
引退後の山口達也さん 記事を読んで思う事
引退後、1年4ヵ月ぶりに女性セブンの取材に応じた山口さんの記事はこちら↓
山口さん、双極性障害だったらしいですね。ご本人がおっしゃっていますので、真実ですね。
この記事には、5年ほど前から躁病で精神的に不安定であった事。その不安を打ち消すようにアルコールに頼ってトラブルを起こすようになっていった内容の記載があります。卵が先か鶏が先かのような話ですが、双極性障害と依存症というのは別の疾患名ですが、実際は合併されていらっしゃる方は多い印象です。
我夫もそうなので。。。
5年程前から自覚があったとありますが、おそらくご自身が双極性障害の確定診断を受けたのは事件後なのでしょう。それまでは、周囲の人々とのトラブルが増えつつも致命的なトラブルはなく、疾患に対する知識不足等から診断に至らず放置のような状況になってしまったのではないでしょうか。
そして今回のような取返しのつかない失態を犯してしまった。
離婚理由も時期的に双極性障害の影響はあったと思われます。そして社会的な信用と仕事までを失ってしまった山口さん。
診断を受けた今なら双極性の症状と認識できても、未診断の時期はおそらく誰も分からなかったと思うと、なんだか悔やまれます。
まとめ
双極性障害は、精神疾患の中でも治療法や対処法が整っている病気です。
早期に発見して薬でコントロール出来れば、それまでと変わらない生活を送る事も十分可能ですが、発見が遅れてしまうと症状を悪化させてしまうのです。
そして厄介な事に双極性障害は自覚しにくい疾患でもあります。特に躁状態の時は調子が良いとすら思っていたりするのです。一方鬱の症状は本人自身が辛いため、診察時に訴えが強くなりがちで症状の伝え方に偏りが出てしまうのです。そのような経緯から、約8割が他の精神疾患(統合失調症・鬱病)と診断されており、双極性障害と診断されるまでに8年近く要したとの調査結果もあります。
実際、夫も鬱病の診断から双極性障害の診断に変わったのですが、初診から約9年かかりました。(夫の場合診断を受けているにも関わらず、全く認めていないのですが。)
夫の診断が遅れた理由は、常に本人だけで受診していたため正確な症状を伝えられなかった為です。障害年金受給の申請のため、私が家族として診察した事を機に双極性障害の診断に至ったのです。
なのでそれがなければ、今でも診断はされていなかった思います。
罹患率は100人に1人なので、決して珍しい病ではありません。疾患の理解を深める事で、早期診断に繋げたいですね。
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